11/7 レトロな下町 柴又めぐり            史跡クラブ

 

史跡めぐりA 「レトロな柴又めぐり」

 

小春日和に恵まれた11月7日、14名で1時間14分3駅乗り継いで柴又駅へ。駅前広場には、「フーテンの寅」と「見送るさくら」像。観客に囲まれて2像とも満足している様子。寅さん左足の感触は、不思議な温かみがありました。

 

帝釈天参道入り口右には、お馴染みの「私は生まれも育ちも 葛飾柴又です・・・」の山田洋次監督「映画の碑」。フィルムを模した造りには感心します。参道は土産物屋、団子屋など昔ながらの趣。昼食は通りの「やぶ忠」で“さくら定食”に舌つづみ。手打ち蕎麦が美味しい。

 

参道突き当りの柴又帝釈天「題経寺」は、390年前に創建の日蓮宗のお寺です。落ち着いた建物と松が見応えあり。ここから徒歩5分の「葛飾区山本亭」は大正末期から昭和初期の和室と洋間が調和した美しい邸宅で、庭園が素晴らしい。

 

「寅さん記念館・山田洋次ミュージアム」では、撮影、照明、録音、メイクなどの現場紹介、「くるまや」等の精巧なセットで、このひと時は皆さん主役の寅さん、製作スタッフです。12月公開の「お帰り寅さん」が楽しみです。

 

柴又の参道風景そして“寅さん・山田監督のセット機材”などを目のあたりにして参加者一同、懐かしくほのぼのとした想いが蘇る一日でした。(逢坂 記)

 


2019/5/30   「丸の内界隈散策」           史跡クラブA

  史跡めぐりA 「丸の内界隈散策」 

 

5月30日、国の重要文化財で復元された東京駅南口の天井ドームに見惚れながら、JPタワーKITTE6階昼食処へ。「くし路」の鮭親子丼御膳は、美味しいと好評。昼食後、同階の屋上庭園へ。南面からの東京駅舎および走行中の新幹線・在来線が一望でき絶景、皆感激! 

 

次いで東京国際フォーラム地下の相田みつを美術館へ。「一生勉強 一生青春」ほか各展示品には励まされます。作品をもっと早く鑑賞していれば、立派な人格者になれたのでは?  

 

帝国劇場は休刊日。看板と次回予告「エリザベート」ポスターをバックにパチリ。次いで、戦後、極東軍司令部として使用された第一生命館、重要文化財の明治生命館を見学し、癒し・安らぎがコンセプトの丸の内プリスクエア、三菱一号館美術館前の緑の空間で休憩。 

 

 ビル街の丸の内仲通りは、両側に緑の木々が林立しビル風もあり心地良い。丸ビル前から駅舎正面が絶景の行幸通りを横断し新丸ビル7階テラスへ。東京駅舎正面側ほかビル街の景観は素晴らしい。  

 

最後は、日本工業倶楽部ビルの壁「電話交換創始の地 明治23年12月16日開始 逓信省」前で終了。都心の散策は、近代的な建築・ショップ街と古い建築・レトロがミックスした新鮮な楽しめる史跡巡りであった。                                                                                                       (逢坂 記)